ロールモデル

大学院医学系研究科 向後 晶子 助教

自分で考えて答えを見つけて表現する楽しさ、全部味わえます!

Akiko Kogo

向後 晶子 助教

生体構造学/発生学

Profile

お茶の水女子大学理学部生物学科卒業/東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了/日本学術振興会特別研究員(PD)/岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所博士研究員/藤田保健衛生大学医学部解剖学講座助教/現職


Q1.自分の研究を一言で紹介するならば?

A1.Dlg1という遺伝子があります。それほど有名でもありません。ところがこの遺伝子が働かないマウスは、多数の臓器に奇形があり、生後すぐに死亡します。各国の発生学者が、個体発生を支えるこうした無数の遺伝子の働きを研究しており、私もそのうちの一人です。

Q2.研究の一番の魅力は?

A2.世界の誰も知らないことを発見したかも?! と思う瞬間の嬉しさと興奮がたまりません。博士1年のとき初めてそういう体験をし、その時はあまりの嬉しさに一気に論文を書き上げました。

Q3.研究職をめざしたきっかけは?

A3.親が研究者だったこともあり、小学校高学年の頃から漠然とは考えていました。
高校の化学の先生に「あなたみたいな人には化学科に行って研究者になってもらいたい」と言われたのが凄く嬉しくて、その頃には研究者になりたいと考えていました。

Q4.研究者でよかったと思うことは?

A4.自分の能力を一番発揮できる職だと感じられること、意外と家庭との両立がしやすかったこと。

Q5.研究とプライベートの両立で工夫していることは?

A5.職場の近くに住む、保育園から徒歩1分のところに住む、便利家電の導入、子育てサポートの利用など、その時々に出来ることを探して日常の両立環境を整えることです。

Q6.人生を変えた一冊もしくは私の著書(著書名)は?

A6.『キュリー夫人』:言わずと知れた偉大な女性科学者の伝記です。看護婦になりたかった小学4年生の私はクリスマスにナイチンゲールの伝記が欲しかったのに、サンタの贈り物はなぜかこの本。「え~物理の研究者なんか…」と思いながら読み、当時は別に感化されていないつもりだったのですが、結果的には親の思うツボにはまってしまいました。

Q7.ストレスの発散法は?

A7.家でのストレスは職場で、仕事のストレスは家でリセットします。

Q8.趣味は何ですか?

A8.1年前に始めたバイオリン。

わたしのキャリアパスとライフイベント
My Career Path & Life Events

大学卒業

修士課程

博士課程

学振特別研究員として親元を離れ、ほぼ同時に群馬で結婚

夫の名古屋転勤のため同一県内で職探し、岡崎で博士研究員(2年任期)、任期終了直前に妊娠

藤田保健衛生大学に着任、長女出産(産休後に復帰)、その後長い一人っ子期間(8年)を経て長男出産(産休後に復帰)

群馬大学着任

現在

お気に入りのPHOTO

『最初にDlg1遺伝子欠損マウスで心臓発生異常を見つけたときの写真です。このマウスが生まれてすぐ死ぬのは分かっていましたがその理由が不明でした。心臓奇形を発見できたことはその後の研究の上でとても重要でした。』