活動報告

【活動報告】中間総括シンポジウム(11/29荒牧キャンパス)

  令和元年11月29日、群馬大学文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」の中間総括シンポジウムが荒牧キャンパスミューズホールで開催されました。シンポジウムに先立ちポスターセッションでは研究者29名のポスター発表と異分野の研究を通じた活発な議論が行われました。平塚浩士学長の開会挨拶の後、工藤貴子男女共同参画推進室長から「群馬大学ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業」の説明がありました。基調講演「男女共同参画社会基本法を職場で活かす」では、村越芳美弁護士から、難しいイメージがある法律関連の話題を、“なぜ最高裁の裁判官には女性が少ないのか”、“なぜ小学校には女性の先生が多いのか”、など身近な題材を用いてご説明いただきました。
  パネルディスカッション「ワーク・ライフ・バランスから始まるダイバーシティ」では、4名の先生をパネリストにお迎えしました。(株)沖電気工業川井茂子氏は、時世の変化にあわせた就業とキャリアアップについて、女性就業者の指導で留意する3つの「き」、“(き)めつけない”、“期(き)待する”、“鍛(きた)える”、を含めてお話しくださいました。ご夫婦ともに研究者として活動する高崎経済大学安田慎氏からは、研究継続と家庭生活とのバランスについて、完璧を求めない、休む時には休む、コンスタントに研究発表を行うなど、具体的な取り組みを伺いました。10周年を迎えた群馬県ぐんま男女共同参画センター「とらいあんぐる」藤田早苗氏は、セミナー・講習会開催、男性参画プロジェクト、人材育成など、センターの活動をご説明くださいました。総合討論では、村越弁護士とともに参加した多種多様な研究者からも活発な意見交換がなされ、研究者のキャリアアップを題材に、ワーク・ライフ・バランス、情報共有、コミュニケーション、時間的余裕が鍵となり成果につながるのではないかとの議論で盛大のうちに閉会となりました。