活動報告

【活動報告】ダイバーシティ推進センター設立記念シンポジウム(12/1荒牧キャンパスおよびオンライン配信)

 「ダイバーシティ推進センター設立記念シンポジウム—Beyond Borders 新たな連携の時代へ向けて—」が、2020年12月1日群馬大学ミューズホールにて開催されました。ダイバーシティ推進センターの設立を記念して、ダイバーシティとはなにか、大学としてダイバーシティ推進を行う意義はなにか等の共有を目的に、その意義に照らし、群馬大学学生支援センター、及び手話サポーター養成プロジェクト室の協力により、文字情報と手話による情報伝達支援を行いました。当日の参加者は212名(来場者54名、オンライン参加者158名)と、多くの方に興味を持っていただくことができました。
 第1部は、二人の招聘講師によるオンライン講演で、まず東京大学大学院情報学環教授の吉見俊哉先生には、「第三世代の大学とは何か?―ポストコロナの大学論」を、続いて東京大学名誉教授の上野千鶴子先生には「男女共同参画は学問を変えるか?」についてご講演いただきました。お二人とも、これからの大学と教育の在り方について鋭く切り込まれ、吉見先生からは「大学とは、ノイズ発声装置として、人材を提供する場所である」、上野先生からは「男女共同参画とダイバーシティは別物、ダイバーシティをマイノリティのグループが集まった組織にしてはならない」という印象深いメッセージをいただきました。第2部のパネルディスカッションでは、「ダイバーシティとはなにか―群馬大学における現状と問題点」と題して、オンラインと対面のハイブリッド形式での対談が行われました。まず群馬大学のこれまでの活動について、ダイバーシティ推進センター長の工藤貴子教授、共同教育学部特別支援教育講座の金澤貴之教授、国際センター長の末松美知子教授が報告し、続いて招聘講師二人とダイバーシティ推進センター副センター長の長安めぐみ講師が加わりトークセッションが行われました。
 事後アンケートでは、「多くの刺激・示唆をいただいた」や「ダイバーシティという言葉の中に何となく色々なことを収めてしまっていることの危うさに気づいた」など多くのご意見を頂戴できました。本シンポジウムをスタートラインとして、今後この内容が大学内の様々な機関に波及していくことを願ってやみません。