活動報告

【活動報告】群馬大学ダイバーシティ推進センターシンポジウム(12/1荒牧キャンパスおよびオンライン配信)

  「ダイバーシティ推進センターシンポジウム―ダイバーシティ環境で育む知のシナジーと研究力」を令和3年12月1日、大学会館ミューズホールで開催しました。当日の参加者は学生の参加も含めて116名(来場者34名、オンライン参加者82名)でした。
  はじめに石崎学長からの挨拶の後、五十嵐男女共同参画・ダイバーシティ特命担当理事趣旨説明に続いて、第1部の基調講演では、中部大学総長補佐・特任教授、東京農工大学特命教授・名誉教授の宮浦千里氏がオンラインで「ダイバーシティを研究者として考え、組織として推進するために」と題して講演されました。国際的な視野に立って、農工大学の豊かな取り組みを基に、何のためにダイバーシティ、男女共同参画を進めるのかについて詳しくお話しくださいました。中核となる推進センターを学内に配置することは必須のインフラであり、永く継続することが組織にとって意味があると述べられました。かつての教授会では女性はたった一人だったとご自身を振り返りながら、女性限定公募を全国に先駆けて実施されたこと、そのおかげもあって現在では女性研究者の層が厚くなり、女子学生も増えたこと、制度が整うことで育児や介護を理由とした離職者ゼロになったことを成果としてあげられました。加えて全国のネットワークの取組みの意義についても語られました。
  第2部のパネルディスカッションでは、対面で「知のシナジーを生む多様な連携」をテーマに、ぐんまダイバーシティ推進地域ネットワークから前橋工科大学工学部 鍾 寧(しょうねい)教授、高崎経済大学経済学部西川静華准教授、群馬大学共同教育学部斎藤周教授、ダイバーシティ推進センター長 嶋田淳子教授からそれぞれ報告がありました。ファシリテーターを同センター副センター長の林はるみ教授が務めました。文系の個人の研究においても、理系の共同研究においても、多様なバックグラウンドを持つ研究者同士が仲間としてつながりあうことが必要であることが確認されました。また、子育て中の大変な時期には、いろいろな人へ助けや協力を積極的に求めていくこと、助けられる側がまた助ける側になれることが話されました。短い時間でしたが、活発な意見交換が行われました。
  事後のアンケートでは、「日本と世界のジェンダーギャップは非常に深刻な問題としてとらえる必要がある」「女性研究者が少ないというのは大きな問題だと感じた」「ダイバーシティの重要性について理解できた」という声が寄せられました。